ボクノカンガエタツヨイモンテカルロ囲碁(2)
playoutの手の選択に
・3x3のパターンの部分更新+Remiのうまい方法
と
・眼には打たないとか隣に打つと眼ができるとかダメ数に依存する条件とかダメ数には依存しないけど見た目にわからない条件とか
を自分なりに折り合いをつけながら突っ込んでる作業中。
で、内容的に続くのでこのタイトル。
・山下さんのCGF例会の発表資料。想像したとおりですね。っていうか誰でも同じ想像はできるし、想像しただけじゃ意味がないって話でした。
・どなたかがplayoutは「粗く深く読む」とおっしゃってましたが、それを前提にして考えてみると、コミの調整で対応するのではなく、
「今20目ぐらい負けていて、自分はこの先数十手ぐらいはがんばった手を打つはめになるんだろうな」
という想定にあわせたplayoutをして、その結果で木探索をしたほうがplayoutと木探索の連続性がよくなって、より適切な勝負手を放てるのではないかと思いました。
・ただ実際手の選択にそんなパラメータを導入するコストとオーバーヘッドと実効性には疑問がありますが。
・実は問題はまったく別のところにあって、
「(現状の)playoutは、微分的によりよい手を探すことはできるが、現時点の情勢判断という意味では実は何万局打ってもplayoutの癖が大きく残っているので、情勢判断としては話半分にしておいたほうがよい」
……ということだったりするかもしれません。
あれ、結局山下さんと同じことを言ってる